「人間関係がしんどい」「職場に行くだけで疲れてしまう」。
そんな悩みを抱えるHSP気質の方は少なくありません。繊細さゆえに気を張り続け、心が休まらないまま頑張りすぎてしまうこともあります。
こんにちは、パスセンター東戸塚の小澤です😊
この記事では、HSP気質の方が安心して就職準備を進められる環境やサポートについて、就労移行支援事業所の視点から分かりやすく紹介していきます。
HSP気質って何?
HSPとは、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した「高感受性の特性」を持つ人のこと。人口の20~30%、約5人に1人が該当すると言われています。刺激を受け取りやすく、相手の表情や声のトーン、場の空気に敏感なため、職場など人が多い環境では心が疲れやすくなります。
繊細さは決して弱さではありませんが、気質と環境が合わないことで、必要以上にストレスを抱えてしまうことがあります。
︎︎HSPで強いストレスが続き
- 仕事のストレスでうつや適応障害になった。
- 不安障害や抑うつ状態と診断されている。
- 行きづらさのために長時間働けない状態が続いている。
など、医師の診断が付く場合は、就労移行支援を利用できるケースがあります。

HSPの方が抱えやすい困りごと
HSPの方は、相手の気持ちを深読みしやすく、「迷惑をかけたかも」「嫌われた?」などと考えてしまい、疲れが大きくなりがちです。音や人の多さ、雑談などの刺激を一度に受け取ってしまい、集中しづらくなることもあります。
また、自分を責めやすく、努力しても評価されにくい環境が続くと「自分は社会に向いていない」と感じやすいこともあります。これは能力ではなく、環境とのミスマッチによるものです。
パスセンター東戸塚でできるサポート

HSP気質のこうした悩みは“あなたの努力不足”ではなく、気質に合わない環境や、サポートの不足が大きく影響しています。大切なことは、HSP特性を理解し、安心して過ごせる環境を整えることです。
パスセンター東戸塚では、HSP気質の方が負担を感じやすいポイントを理解し、一人ひとりに合わせたペースで訓練を進められる環境を整えています。
- 体調に合わせた通所スタイル
午前のみの通所や週2~3回からのスタートなど、生活リズムに合わせた調整が可能です。疲労感を強くしないよう無理のないペースで通いながら、少しずつ働く力をつけていきます。
- 刺激を減らす工夫のサポート
音・光・人の多さ・マルチタスクなど、苦手な刺激を一緒に整理し、どのように対処すれば負担を減らせるか支援員と一緒に考えます。
休憩の取り方や、疲れに気づくための記録のつけ方など、「自分に合った働き方」を言葉にしていくことで、就職後のミスマッチも防ぎやすくなります。
- 無理のないコミュニケーション練習
HSPの人は対人関係の疲労が大きいことがあります。パスセンター東戸塚では、少人数かつ安心できる環境で、自主参加のグループワークがあります。自分のペースでコミュニケーションを練習することができ、無理に参加しなくても大丈夫なので、対人ストレスを減らしながらスキルを高められる点が魅力です。
仕事選びのサポートと、就職後のサポート🌿
HSPの人は、刺激が強い職場、変化の激しい職場などに合いづらいことがあります。パスセンター東戸塚では、自分に向く仕事の整理、合わない環境の見極め、職場体験や企業実習、応募書類の添削、面接練習などを受けることができるため、仕事のミスマッチを減らすことができます。
また、HSPの人は「仕事を始めてからの疲れ」で離職せざるを得ないケースがあります。パスセンター東戸塚では、就職後も定期的な相談、企業との間に入った調整、無理がない働き方のアドバイスが受けることができるので、長く続けやすくなるメリットがたくさんあります。
HSPの繊細さは、あなたの価値そのものであり、決して弱点ではありません。
ただ、合わない環境の中で無理をし続けてしまうと、本来の力を発揮できなくなってしまいます。
あなたが安心して力を発揮できる職場は、必ずどこかにあります。
その一歩を、私たちと一緒に探してみませんか✨
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