心を一つにまとめる

こんにちは

パスセンター東戸塚・生活支援員の高桑です。

 

コロナ禍で県外移動の自粛要請や移動の断念で、
お墓詣りの代行や、オンライン墓参りと言う新しい
スタイルでのお盆を経験しましたネ。

皆さん工夫しながら、心を込めて先祖を親族を知人を
お詣り・合掌したと思います。

 

本日は、合掌についてお話をしたいと思います。

 

 

古来より日本人にとって、最も生活に密着した宗教と
言えば、仏教と神道ですが中でも、わが国の精神文化
の教えの礎は仏教と思います。

 

それは日常生活のいろいろな場面で生かされていますが、
無意識に使っている言葉がそうです。

「金輪際」「四苦八苦」「阿弥陀くじ」「一大事」
「大袈裟」「我慢」「愚痴」「有頂天」

などなどです。

 

その中で私達がいつも使っている

「ありがとう」

の言葉は、仏教語の「アルコトカタシ」(難 レ 有」
から来ていて、虫や獣に生まれていたかもしれない私達
が、人間という万物の霊長に生まれたことは、「アルコト
カタシ」でこの事を感謝せよとの教えです。

 

お仏前に限らず、人は何かに向かって祈るとき、必ず
手を合わせます。それは目に見えない偉大な神や仏に
対する敬いの気持ちの現れであって「合掌」がそれです。

 

合掌とは、文字通り掌(てのひら)を合わせることです。
インドの礼法から来ていますが、片手を自分にたとえ、
もう片手を仏にたとえ、両者が一体になるということです。

また、右手のシワと左手のシワを合わせて「シアワセ」に
なるとも言われています。

 

 

 

いずれにせよ、合掌は自分を取り巻くすべての恵みへの
心からの礼法です。

日常生活の中で、何かと乱れがちな心を一つにまとめる
意味もあるそうです。

形だけで手を合わせることなく、拝む対象に対して心静かに
統一して行うことが大事と言われています。

 

パスセンターでは、質の高い、あったか支援サービスを

貫き、横浜一の事業所を目指しています。

スッタフの信条・行動規範は7つあり、

毎日唱和し実践しています。

 

そのうちの1つに
感謝の気持ち
 私たちは、一日三回のありがとうを仲間に伝え、一日
 三回のありがとうを仲間から受け取ります
があります。

 

これからも感謝の気持ちを持ちながら利用者さん第一の
温かく、向上心を持つ事業所であり続けます。