最短6か月+最長3年間の就労定着支援を受けられます

パスセンターでは、就職後、最短6か月+最長3年間の就労定着支援を受けることができます。就職後、「新しい環境に慣れるのか不安」「コミュニケーションが取れるのか不安」「仕事が上手くいくだろうか」といった悩みを共有し、企業と支援員が不安を少しでも和らげるサポートをおこないます。
就職してからも、つながりは続きます。
就労定着支援の具体的なサポート内容

仕事上の悩みの相談
- 思うようにコミュニケーションできず、いらいらする
- わかっているはずなのに同じミスを繰り返してしまう
- 出勤が不安定になってきた
- つい金銭管理が難しくなってしまう
このような仕事や日常生活の中で生じる困りごとについて、電話やメールでご相談いただけます。状況に応じて必要な支援を検討し、安定した就労の継続に向けてサポートを行います。

職場への環境改善の働きかけ
職場の配慮が足りない、希望を伝えているけれどなかなか状況が変わらない―― そんなとき、ひとりで抱え込まずにご相談ください。 就労定着支援では、必要に応じて職場と連携を取りながら、環境の調整や働き方の見直しをサポートします。 本人の声が伝わりやすくなるように、間に入って調整することも可能です。 無理なく働き続けられるよう、関係機関と協力しながら支援を行っています。
パスセンターの具体的なサポート事例

Kさん うつ病・精神障害
就職前は気持ちや体調管理と向き合う日々が続きました。支援員と面談を重ね、パソコンスキルの資格取得や、就職に関連する講座を受講し、プログラムでは他利用者さんと段々と打ち解けるようになり、次第に通所日数や通所時間も増えるようになりました。就職後も持ち前のコミュニケーションスキルを発揮し、企業との間に支援員が入ることで、安心して働くことができています。

Aさん 適応障害・発達障害
最初は週に3回、少しずつ慣れるところからのスタートでした。はじめの頃は人とのやりとりに不安を感じることもあったようですが、グループワークなどを通して、いろいろなことを経験されて、また沢山の資格を取得して就職しました。就職後は、パスセンターで身に付けたPCスキルをいかし、職場でデータ入力や事務補助をしています。不安なことは支援員に相談し、長期就労ができています。
就職後も「ひとりにしない」。
それが、定着率100%の理由です。
パスセンターの定着率が100%である理由は、「就職して終わり」ではなく、「就職してからが本当のスタート」と捉え、就職後の手厚いフォローを徹底しています。定期的な面談や電話連絡に加え、職場訪問や企業との連携を通じて、早期の課題発見と対応に努めています。また、本人のペースや体調を尊重し、無理のない働き方を一緒に考え、必要に応じて業務内容や環境の調整を行います。就職前から本人の特性や希望をしっかり把握し、マッチングにも力を入れていることも、長期的な定着につながっています。